すべてを失った旧幕府軍の敗残兵がクマ撃ちとして立ち上がる「羆撃ちのサムライ」1巻
井原忠政原作・シナリオによる本庄敬「羆撃ちのサムライ」の1巻が、本日10月27日に発売された。
「羆撃ちのサムライ」の舞台は、北海道がまだ蝦夷と呼ばれた明治の日本。箱館戦争で新政府軍に敗退した旧幕府軍の伍長・奥平八郎太は、兄・喜一郎、戦友の佐吉とともに、箱館よりはるか北の遊楽部の森に落ち延びる。深手を負い衰弱する八郎太と佐吉は、喜一郎1人を逃がすが、その直後に巨大なヒグマに襲われてしまう。ヒグマに殴られ、森の中で倒れていた八郎太は、ヒグマ撃ちを生業とする元庄内藩士・鏑木十蔵に救われ……。すべてを失い、敗残兵となった八郎太がヒグマ撃ちとして再生するさまを描く物語。コミック乱(リイド社)で連載されている。